日本工芸会東日本支部について

 

日本工芸会東日本支部|組織概要


  • 公益社団法人日本工芸会は無形文化財の保護育成を図るために、伝統工芸作家、技術者相互の連絡を密にし、その技術の錬磨に資するとともに、伝統工芸の精髄を極め、その技術の保存と活用を図り、かつ、その発展を期し、もって文化の向上に寄与します。

     

    日本工芸会東日本支部は公益社団法人日本工芸会の支部組織です、日本工芸会は重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家、技術者などで組織する団体です。現在、工芸分野の重要無形文化財保持者48人を含め正会員約1,300名が所属しております。

    日本工芸会には9支部があり(東日本、東海、富山、石川、近畿、中国、山口、四国、西部)その地域の伝統工芸の向上発展に寄与し、展覧会の開催などの活動をしています。

    また、伝統工芸の専門分野別に7部会(陶芸、染織、漆芸、金工、木竹、人形、諸工芸)があり、分野ごとの展覧会活動も行っています。

     

    日本工芸会東日本支部(関東、甲信越、東北、北海道)は、日本工芸会の中では最大で、7部門、600名以上の会員(正会員、準会員、研究会員、特別会員)が在籍し活動しています。

    東日本支部では主要な活動として、支部展覧会を行っています。1961年に第1回日本工芸新作展が開催され、その後、伝統工芸新作展、2008年の第48回展から、東日本伝統工芸展と名称を変更し現在に至っています。出品総数450点を超えるこの展覧会は、毎年春に開催される日本橋三越本店の東京展に続き、盛岡の川徳百貨店や札幌三越でも不定期に開催しています。

    公益社団法人日本工芸会が行っている全国展である日本伝統工芸展では搬入や鑑審査等の作業実務も担当し、日本橋三越での開催や、巡回展の仙台三越での日本伝統工芸展 仙台展の開催も東日本支部が担当しております。

    さらに、部門ごとに、あるいは地域ごとに研究会や展覧会を開催し、伝統工芸の普及、発展の為に活動しております。

     

    公益社団法人 日本工芸会 東日本支部 

    支部長  泉谷直木 (アサヒグループホールディングス代表取締役会長)

    幹事長  望月 集 (陶芸作家)

    副幹事長 松原信生 (染織作家)

    副幹事長 松本達弥 (漆芸作家)

 

 

幹事長挨拶

  • この度の、この東日本支部の幹事長を務めさせて頂くことになりました。
    日本工芸会の中でも一番広域に関わる支部で、その責を負って緊張も一段とあります。それだけに、この支部が、一般の方への地域の工芸の魅力の発信、また工芸ファンにはより興味を深め愉しんで頂けるように、そして所属会員には、作品制作向上関する様々な刺激と情報を得る場になればと良いと考えております。
    世の中が、どう進もうとも「素敵なモノ、魅力的なモノを創り出したい」そういう熱い想いと思いから生まれた作品は、人々の心にとても大切な存在になると信じています。
    魅力的な未来に向けて全力で取り組ませて頂きます。
    どうぞ宜しくお願い致します。

     

     

    2020年7月 

    公益社団法人 日本工芸会 東日本支部 

    幹事長  望月 集