陶芸について
陶芸は、土で形を作り、窯の中で焼き上げる土の芸術です。約1250度という高温で焼かれており、形や色(絵付け)など表現も多様で実用性はもちろん美術工芸としても貴重なものになります。古く縄文時代から盛んにつくられておりやきもののルーツは縄文土器にまでさかのぼります。日本工芸会東日本支部には、重要無形文化財保持者(人間国宝)の伊藤赤水、原清を筆頭に関東、甲信越、東北、北海道在住の陶芸作家、約270名が在籍しており、切磋琢磨しながら独自の表現を追求しています。
鑑賞の手引き
大きく分けて、磁土と陶土の2種類の土があります。磁器はきめが細かく陶石を原料とした磁土を使い、一方陶器は粘土質の土を原材料としています。きめが細かく、真っ白な地肌を持つ磁器は素地の白さを見せる「白磁(はくじ)」や、薄青色に発色する釉薬を掛ける「青白磁(せいはくじ)」、また、作品にカラフルな絵の具を載せて、焼き付ける「色絵(いろえ)」などの表現技法があります。陶器は、色やきめの細かさなど土の性質がそれぞれ違いその特性を生かした表情を見せる焼き物です。釉薬を掛けずにそのまま薪窯で焼き上げる「窯変(ようへん)」、色の異なる土を使用し「象嵌(ぞうがん)」や「練上(ねりあげ)」など、技法も多岐に渡ります。
-
-
★陶芸には沢山の技法があります是非、東日本伝統工芸展にてご観覧ください。
-
北川 智浩 KITAGAWA Tomohiro
日本工芸会正会員 陶芸部会
北海道江別市
https://www.instagram.com/tomohiro_kitagawa/
林 寧彦 HAYASHI Yasuhiko
日本工芸会正会員 陶芸部会
千葉県習志野市津田沼
http://www.ne.jp/asahi/yasuhiko/hayashi/tsudanuma/studio.htm
高橋 茂晴 TAKAHASHI Shigeharu
日本工芸会準会員 陶芸部会
千葉県多古町
https://takoyaki-takahashi.jimdo.com